室内外の是非

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猫は室内で飼え。異論は認めない。

今までは飼い主の意向次第かな、と思ってるところもありましたが、認識が変わりました。

おととい、路上に転がってた誰かの飼い猫の遺体を片付けてから。

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通勤中にコンビニに入ろうとしたら、入り口付近に何やら黒い塊が。
嫌な予感がしつつ、避けてコンビニへ。
すれ違いざまに見たら、案の定、猫の死体だった。撥ねられただけで、まだぺちゃんこにはなっておらず、比較的綺麗な状態だった。

普段なら、「お疲れ様。来世はもうちょっと幸せに生きろよ」と軽く黙祷してスルーするだけ。
普段どおり、野良猫なら。

鮮やかな赤い首輪が目に入っちゃったんだよね。

おいおい、飼い猫かよ

あのまま置いといたら、下手糞なドライバーに踏まれてぺちゃんこのぐちゃぐちゃになるのも時間の問題。(通勤時間の大阪外環状線)

もし、飼い主が探しに来てぐちゃぐちゃになった我が子を見つけたらどう思うだろうか。

そう思うとどうにも放って置けなくなった。
幸いまだ綺麗な状態。そーっと移動させて歩道と空き地の間に置いてあげることに。


以下、生き物の生死やストレートな表現が苦手な方は
文章の末尾までスルーしてください。

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道路横に移動させるにしても、さすがに素手で触るほど肝が据わっちゃいないし(申し訳ないけど不衛生だし)、野晒しにするのもなんなので、なにかで包んであげることにする。

が、普段ウェス代わりに使ってる白タオルが一枚もない。
仕方ないので窓拭き用に積んでたバスタオルでくるんであげることにする。

タオルを持って猫のところへ。
あーこれ周りから見たら俺が撥ねたみたいだよな・・・。
とか考えながら近づいていくと、見開いた猫の目と目が合った。

撥ねられた時に頭を強打したのだろうか、片目が・・・ちょっと出気味。

心が折れそう  というか一度折れた。

一度コンビニまで戻ったけど、意を決して再び猫のところへ。

タオルで包むようにして掴む。
あ、硬い。もう完全に死後硬直してる。よく見るとちょっとだけ出てる血も乾いてる。
柔らかかったら再度心が折れたかもしれん。ある意味救いだった。

で、道路横の空き地の入り口に。そっと置いてきた。
タオルがオレンジで目立つし、猫の体も見えてるから飼い主が見たらわかるだろ。

そう思ってたのだけど、2日経過した今朝もそのまま放置されていた。
飼い主には会えなかったか・・・?
しかし、このまま放置しててもかわいそうだと思ったので、保健所に電話して引取りをお願いした。

包んであげたバスタオルなんだけど、ついこないだまで普通にお風呂出た後使ってたやつなんだよな・・・。あのまま一緒に火葬されるんだろうなー。なんとも言えない変な気分。

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もうこんなの見たくないので、猫は室内で飼ってほしい。ほんとに。
愛玩動物なんだから。
こんな風に車に撥ねられることも当然あるし、猫同士のケンカで病気(白血病やエイズ)貰ってきたりと、百害あって一利なし。

飼う事自体ある意味人間のエゴなんだから、せめてそのエゴに責任くらい持とうぜ。
猫が天寿を全うして死ぬまで。そう思った。

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